神戸日華実業協会
 
1.日中友好の絆を未来へつなぐ 2神戸・中国のさらなる友好交流促進に思いを寄せて  ページトップ TOPページへ
1.日中友好の絆を未来へつなぐ                 兵庫県知事   齋藤 元彦

神戸日華実業協会の皆様は、長年にわたり、神戸華僑と兵庫県民との架け橋として、経済、文化など幅広い分野で交流を促進してこられました。これまでのご尽力にあらためて感謝申し上げます。

 1868 年の神戸港開港以来、国際貿易都市として、華僑の皆様とともに発展してきたのが兵庫県です。日中両国のさらなる発展をめざし、草の根の交流を続けながら、互いに理解を深め、困難に直面した際にはともに助け合い、友好の絆を深めてきました。現在もコロナ禍で各国との往来が制限されるなか、オンラインを活用し、広東省青年交流事業をはじめ、様々な事業を展開しています。

 昨年度は、兵庫県と海南省の友好提携30 周年の節目でした。そして来年度には、広東省との友好提携40 周年を迎えます。

さらに、間近に迫った北京五輪、その先には2025 年の大阪・関西万博と日中両国でビッグイベントが続きます。これを機に、友好の絆をより確かなものにし、未来へとつないでいくため、両省を中心とする相互交流により一層努めてまいります。
 神戸日華実業協会の皆様には、変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

 最後になりましたが、コロナ禍が一日も早く収束し、日中両国の交流が再び活発になることを、そして神戸日華実業協会のますますのご発展と、会員の皆様のご健勝を心からお祈りします。

2.神戸・中国のさらなる友好促進に思いを寄せて             神戸市長 久元 喜造
  

神戸日華実業協会の皆様におかれましては、1917年の創立以降、華僑の方々と日本人実業家との友好親善のため経済や文化芸術、教育など様々な分野での交流促進にご尽力いただいております。日本・神戸と中国の架け橋となり、日中の交流・発展にご活躍されている皆様の熱意に対し、改めて深く敬意を表します。

 神戸は、1868年の神戸港開港以来、国際港湾都市として発展してきました。神戸と中国のつながりは非常に深く、開港以来、神戸には、南京町に代表されるように多くの華僑の方々が住まわれ、そうした皆様による貿易等の事業を通して、神戸経済や多様な文化が発展し、地域の国際化にも多大な貢献をいただいてきました。

 近年も中国籍市民の増加が続いており、現在、市内には約1万4千人の中国籍の方がお住まいになっています。今後、ますます地域レベルでの多文化共生の必要性が高まっています。

神戸には、国内唯一の孫文を顕彰する「孫文記念館」や、120年以上の歴史を有する神戸中華同文学校があります。神戸市立王子動物園では、日中友好の象徴であるジャイアントパンダの「旦旦(たんたん)」が、20年以上にわたり神戸市民に愛され続けています。

さらに、神戸市と天津市は、故周恩来首相のご紹介により、1973年に日中間で初めての友好都市を提携しており、港湾、医療、教育、動物交換、文化など幅広い分野において交流を深めております。また本年、新たに大連市と、医療・医薬、水素エネルギー、港湾、空港の4分野での連携・協力を進めるMOUを締結するなど、中国との関係の深化に努めているところです。

 今後とも、経済分野を中心に、神戸と中国の友好関係を一層深めていきたいと考えておりますので、貴協会におかれましては、引き続きのご理解とご協力をいただければ幸いです。末筆ではございますが、貴協会の今後益々のご発展と、関係各位のご多幸を心よりお祈り申しあげます。

 

Copyright c NikkaJitugyouKyoukai 2010 All rights reserved. Organization MessageTrainingReportContribution